全体像(3分で理解)
- 過去問PDF(OCR済)を用意。
- 参考書PDF(OCR済)を用意。
- Notion(データベース)で「問題レコード」を作る。
- 各問題レコードに「該当参考書PDFの該当ページリンク」と「AIVOICE音声ファイルリンク」を貼る。
- スマホでNotionを開き → 問題をタップ → 2秒で該当ページへジャンプ。
ステップバイステップ(超具体)
A. 準備
(1回やればOK)
- IRIScan Deskで過去問・参考書をOCR付きPDFにする。
命名規則例:参考書_英文解釈の技術100_p76-77.pdf
- PDFはGoogle DriveかNotionのファイル領域に置く(同期できる場所)。
- AIVOICEで、参考書の「該当範囲(例 p76)」を音声化してMP3保存。
命名例:英語_構文_p76_AIVOICE.mp3 → これもDriveに保存。
B. Notionデータベースの作成(テンプレそのままコピペ)
作るフィールド(カラム)と説明:
- 問題ID(例:Keio2022_E3)
- 科目(英語 / 数学 / 化学)
- 問題文(短縮)(問題のキーワードを数行)
- キーワード(検索用:linguistic relativity, 平衡 等)
- 参考書リンク(Drive内の該当PDFのページURL) ← ここが重要(後述)
- 参考書ページ(p.76 など)
- AIVOICE音声リンク(該当MP3のURL)
- ステータス(未確認 / 理解済 / 要復習)
- ミスタグ(計算ミス/読み違い等) ← 4)のタグ化につなげる
- Notionで「参考書リンク」を作るときは、
- Google Driveのファイルを開いて → ファイル内の該当ページに直接ジャンプできるURLを取得
- (Driveのページリンク or Notionに添付してページ番号をメモ)してください。
- スマホで使うときは、Notionでレコードを一つ開くだけで
「参考書PDFを表示」 「音声を再生」できます。
C. 実務ワークフロー(学習時の使い方)
- 過去問演習 → 問題IDをNotionで検索(キーワードで検索もOK)
- Notionで該当レコードを開く → タップで「参考書PDFの該当ページへ」→ すぐ確認
- 必要ならAIVOICE音声を再生して“耳でも”確認
- 理解できたら ステータス = 理解済 に変更。
- 未解決なら ステータス = 要復習 にして復習日に通知
(Notionのリマインド or Todoistに登録)
D. 具体例(英語の長文問題)
- 問題:東大英語長文の一節で “linguistic relativity” が出た。
- Notion検索 → キーワード = linguistic relativity → レコードを開く
- 参考書リンク(英語構文詳解 p.76)を開く → そのページのAIVOICE音声を再生 → 「要旨を口に出す」→ 録音(Notta)→ 終了。
E. 時短ヒント(慣れてきたら)
- Notionで「クイックフィルタ(科目/ステータス)」を作る。
- スマホのホーム画面にNotionの該当ページをショートカット追加
(iOS/Androidとも可能)。
- 毎日「過去問5問分のリンク付け」をルーチン化(10分/日)。
音声学習で“医療語彙”と英語長文背景を強化する具体法
目的
:英語長文(医療・倫理系)が多いので、
音声で何度も“背景知識+語彙”を刷り込む。
声に出す → 聞く → シャドーイングで記憶が強化される。
なぜ音声が効くか(簡単)
- 「耳」から入れた情報はワーキングメモリの音韻ループに残りやすい。
- 声に出して言う(アウトプット)と記憶は2倍近く定着する(実践的効果)。
具体手順(英語・医療語彙用のデイリー・ルーチン)
A. 事前準備(1回だけ)
- 医療語彙リストを作る(100単語/テーマ毎)。
例:inflammation, cytokine, homeostasis, epidemiology, informed consent 等。
- それぞれに短例文(英語)と日本語訳を付ける。
- これをAIVOICEに入れて「医療語彙カード音声集(mp3)」を作る。
B. 日々のルーチン(15〜30分)
- 朝通学(10〜20分):AIVOICE音声で医療語彙カードを再生
(1.3〜1.4倍速でテンポよく)。
- 通学中のシャドーイング:音声を聴き、すかさず声に出して真似る
(シャドーイング)。
- 昼休み or 夕方(5〜10分):
Nottaで自分が語彙の説明を声に出して録音 → 自動文字起こし → 誤りがあれば再録音。
- 夜(10分):
英語長文の要旨をAIVOICEで再生 → 自分で英語要旨を60秒で口述して録音 → 比較。
C. 実践例(長文対策)
ステップ1:過去問の長文をOCR→AIVOICEで音声化(学習用ナレーター)。
ステップ2:音声を聴き、1段落ごとに英語で要旨を声に出す(20〜30秒)。
ステップ3:Nottaでその要旨を録音・文字起こし→ ChatGPT(または自分で)に要旨の正確さをチェックしてもらう。
ステップ4:正答例との差分をNotionに記録 → 次回はその差を埋める。
D. テンプレ(医療語彙カード)
- 単語: inflammation
- 意味: 炎症
- 例文(EN): Inflammation is part of the body's immune response to injury.
- 例文(JP): 炎症は身体の損傷に対する免疫反応の一部である。
- AIVOICE音声ファイル: medical_vocab_inflammation.mp3
- 復習頻度: 1日目・3日目・7日目
3) 設問先読みルールを“儀式”にする
(入室〜開始3分ルーティン)
目的:本番での冷静さと最適配分を自動化する。緊張で判断がブレることを防ぐ。
なぜ有効か(短く)
試験開始直後に全体を俯瞰すると
「得点化しやすい問題」と
「時間を食う問題」を
瞬時に分けられる → 無駄打ちを減らす。
具体ルーティン(「入室→問題把握→宣言→着手」まで60〜180秒)
1. 入室〜席着(0:00)
バッグは定位置、時計を確認(持ち込み可ならスマートウォッチは設定)。
深呼吸1回。
2. 配布後・開始前(0:30)
(A) 全体スキャン(20〜30秒)
問題用紙をざっと眺め、**大問の数・配点・指示(記述か選択か)**を把握。
右上に小さく「配点(予想)/目安時間(分)」を書き込む(例:Q1 30点 20分)。
(B) 捨て問判定(30〜60秒)
(C) 作戦宣言(10秒) ← 自分に声に出す
例:「まずQ1(小問集合)→Q2(長文)→Q4(最後の融合問題)に30分余す」。
声に出すと脳がルールを守る。
3. 最初の着手(残り時間)
- ◎の問題から素早く片付ける(部分点を確保)。
- △の問題は「所要予想時間」を決めてストップウォッチで測る。
- 実践の鉄則(トラブル対応含む)
- 想定時間を5分超過したら「一旦中断」 → 次の◎へ。
戻るのは最後にまとめて。
- 計算ミスを防ぐため、各解答欄の下に「検算欄」を作る
(簡単な検算式を書くだけでミスが減る)。
- 試験開始後20分で得点率50%に達していなければ
「立て直しサイン」として、
具体的行動(例えば:△を1つ捨てて◎を増やす)を決めておく。
4) ミス履歴の“タグ化”で再発を防ぐ(仕組み化)
目的:同じ種類のミスを二度と繰り返さないように、原因別に分析→対策→反復を回す。
タグの定義(まずは3種類)
- 計算ミス:算術や簡単な代数での誤り(ケアレス)
- 読み違い:問題文の語句や条件を誤讀(例:「〜でない」見落とし)
- 思考プロセスミス:発想や方針が誤っていた(公式の適用ミス、モデル化ミス)
ノート(Notion)での運用テンプレ
問題レコードに ミスタグ カラムを作る(複数選択可)。
加えて次のフィールドを追加:
- 原因メモ(例:「疲れていた/注意不足」)
- 再発防止策(例:「毎回最後に基準値をチェック」)
- 対策実行日(いつその対策をやったか)
チェック結果(実施後の再テストでOKだったか)
日々のルーチン(5分でできる)
- 模試・過去問を解いたら、3つのミスタグで分類。
- 各タグごとに1つだけ具体対策を書く
(例:計算ミス→「最後に×0.5等の単純検算を取り入れる」)。
- 次回の演習で同種の問題を1問選び、意識して解き直す → チェック結果を記入。
週1回、
タグ別の未解決件数を確認 → 3件以上なら「ミス集中補講(30分)」を設定。
具体例(数学)
問題:二次方程式の解で係数の扱いを誤った → タグ=計算ミス
原因:仮定(符号)を見落とした → 再発防止策:「式変形後に符号を必ずチェックする」
実行:翌日同種問題を5問ほど解き、符号チェック習慣が定着したら チェック結果=OK。
総まとめ(今すぐ使えるチェックリスト)
セットアップ(1時間)
過去問+参考書をIRIScan DeskでOCR化
AIVOICEで参考書章を音声化(MP3)
Notionに「問題データベース」を作る(上で示したカラムを用意)
Notionにショートカットをホーム画面に追加(スマホで2タップ)
毎日のルーチン(20〜40分)
通学:医療語彙カード音声(15分)→ シャドーイング(5分)
家:過去問5問→Notionで該当参考ページを確認(10〜15分)
夜:ミスタグ確認(5分)→ 翌日対策記録
試験直前(ルーチン化)
- 入室直後:全体把握→配点確認→捨て問宣言(3分)
- 途中:◎→△→×の順で進める。20分ごとに浅チェック
補足(ツールの“具体的操作”メモ)
- NotionでDriveファイルをリンク:
DriveでPDFを右クリック → 「リンクを取得」→ Notionの該当レコードの 参考書リンク に貼る。
モバイルでタップすれば該当PDFが開きます。
- AIVOICE音声をNotionに埋める:
音声をDriveに置き、共有リンクをNotionの AIVOICE音声リンク に貼る。
モバイルでクリック→再生。
- Nottaで録音→共有:
録音後「共有」→Notionの該当レコードに貼るだけで
「問題→録音→PDF」へ直結。